gattijaの商品は、もともと働く女性をターゲットにしていました。
帯地と革のコラボトートは、荷物の多い女性がストレスなく使えるようなバッグを作りたい、という思いで開発したものです。
ところが、以外にも、男性の方に関心を持っていただいているようです。
昨年から、福岡の百貨店に出展しておりますが、大人の男性がよくバッグを見られています、と販売員さんからご報告を受けています。
これは、とても嬉しいことです。
おそらく、帯という特殊や素材を使っていること、本革を使用していることが、興味を持っていただいている理由だと思います。
gattijaで使用している革は、アメリカ産の原皮を日本で鞣し、着色した、シュリンク牛革です。
厚みがあり、傷がついても目立たない革です。
革製品がお好きな方なら、発色の良さ、手触りの良さなど、こだわりがあるかと思います。
革は、問屋さんに色を指定し、半裁で仕入れています。
それを刃型で、かばんのパーツの形に裁断しています。
ですから、細切れの革と違って、贅沢に革を使用することができます。
帯地と革のコラボトートだと、1枚の半裁で3~4個のバッグを製作することができます。
男性のお客様が、じっくりと商品をご覧になられているのも、このような工程に興味がおありになるのではないでしょうか?
新しく発売した帯地パスケースも、第一号のお客様は男性でした。
gattijaの商品は、値段は安くないのですが、原材料の価格や作業工程から考えると、かなりリーズナブルだと思います。
事業が立ち上がったばかりで、ブランド名も浸透しておりませんが、その中でも選んで下さるお客様のために、良い物を作り続けたいと思っています。

博多織の生地に、本革を組み合わせたパスケース